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2008年12月16日 (火)

MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(新広島市民球場)

 前回は、広島市民球場訪問記を書いたが、実はその足で現在急ピッチで建設が進められている新・広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島)を訪問した。
 前回、偶然出会った少年もそうであったが広島市民球場前から乗ったタクシーの運転手の方も新球場への期待よりかはまだ広島市民球場への「愛着」が勝っていた。
 この新広島市民球場は2000年頃から官・民・財界などが議論し、2006年10月に建設が決定、その後細部の検討があり昨年秋から着工されている。
 ホームベースからの距離がライト側とレフト側では違い、スタンドもレフト側の席が極端に少ないという左右非対称の球場である。アメリカのボールパークでは珍しいことではないが日本の球場ではあまり例がない。
 球場名は命名権をマツダが15億円(5年間)で獲得し、MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島となる予定である。
 実際建設現場を訪れる。建設中の球場を見渡すことができるプレハブ小屋が訪れる人のために用意されていた。しかし広島市民球場とは対照的で私の他に若い女性が一人いるだけであった。
 広島市民でもなく、カープファンでもない私がコメントするのも遠慮してしまうが、正直どこかすっきりこない。名称も広島市やマツダには申し訳ないが、何となく愛着がある広島市民球場であってほしい。1957年に完成した現在の広島市民球場は、市民待望の球場であり、企業だけでなく多くの市民の寄付で建設費が集められた球場であることを考えると新球場も広島市民やカープファンとの距離感や一体感を感じることができる取り組みをもっとして欲しい。広島らしさ、カープらしさ、カープの応援団らしさ、などが引き継がれる球場であって欲しい。そして出来ることならカープの選手を夢見て野球をしている子ども達のためにも少年野球の試合会場として、また多くの草野球チームが気軽に使える現在の球場を残してほしいと思うのはワガママだろうか。
 現在の球場は広島の中心地にあったが新球場は広島駅近くとは言え繁華街からは外れている。広島では市民の足として活躍する路面電車も走っていないエリアだ。周辺道路の整備は遅れており渋滞が懸念されている。タクシーで運転手の方も「試合日には球場には近づけない」とおっしゃっていた。
 とは言え、2009年4月10日、新球場でのカープ初戦である。新しい球場にも多くのカープファンが詰めかけ新しい歴史がスタートする。
 市民に親しみがあり、愛着のある球場になっていってもらいたい。そのためには2009年のシーズンで18年ぶりの優勝を果たすことが一番の方法である。
 新球場と2009年のカープに期待。

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